【改善事例を紹介します】20代男性・肩こりからくる頭痛編

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1.改善事例:20代男性・肩こりからくる頭痛

■年代・性別
20代・男性

■症状
慢性的な肩こり

■お悩み
パソコンを使う仕事柄、ずっと同じ姿勢でいるので肩こりがひどい。
そのせいで毎日頭痛に悩まされている。
仕事が忙しいので運動したり治療に行ったりする暇がない。

■施術記録
このお客様は、ご友人の強い勧めもあって当店にご来店されました。

体を触ってすぐにわかったのですが、肩から背中、腰にかけてガチガチに凝っている状態でした。仕事でパソコンを使っている人の典型的な症状です。
そのうえ、仕事のストレスで内臓(特に腸)が弱っていて、そのせいで顔に湿疹が出ていました。

マッサージを始めると、最初はかなり痛がっていましたが、凝りがほぐれていくうちに徐々にリラックスしていき、気付いたら眠っていました。
45分の施術が終わると、ガチガチに凝っていた体は完全にほぐされ、すっきりとした顔で
「あんなにひどかった頭痛が消えた」
「体が嘘のように軽い」
「こんなにすぐ効くなら、もっと早く来ればよかった」
と言っていました。
そして、
「次の日、もみ返しが全然なかった」
「頭痛がなくなって、仕事がはかどるようになった」
と言って、定期的に通っていただいています。

2.肩こりから頭痛が起きるメカニズム

2-1.緊張型頭痛

頭痛には、大きく分けて「片頭痛」と「緊張型頭痛」があります。

何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起きるのが「片頭痛」です。
脳の血管が急激に拡張することで、周囲の三叉(さんさ)神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」を引き起こします。
身体的・精神的なストレスから解放されたときに血管が急激に拡張することがあるので、仕事のない週末などに片頭痛が起こることもあります。
そのほかに片頭痛の誘因となるものとして、寝過ぎや寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、疲労、光や音の強い刺激などが考えられます。

一方で、肩こりからくる頭痛は、「緊張型頭痛」といいます。
頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張して血流が悪くなった結果、筋肉内に疲労物質や老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて痛みが起こります。
緊張型頭痛を引き起こす原因は、身体的ストレスであることが多いです。
パソコン操作やデスクワークなどで長時間同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすい病気です。
また、精神的ストレスによるうつ病など、心の病気が原因となる場合もあります。

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2-2.症状

後頭部を中心に頭全体がギューッと締め付けられるように痛みます。
吐き気や嘔吐などといった頭痛以外の症状は現れませんが、慢性化するケースもあり、日常生活に支障をきたすこともあります。

2-3.予防・対処方法

肩の筋肉の凝りをほぐし、血行を良くします。
マッサージやストレッチをしたり、蒸しタオルや入浴によって温めたりするのが効果的です。
また、精神的に追い込まれないように、適度な気分転換にも心掛けましょう。

2-4.椅子に座ったままでできる簡単ストレッチ

〇肩を回す
〇両肩を上げて、ストンと落とす
〇首をゆっくり左右に倒す
〇椅子に浅く座って、脚を伸ばして前屈する

このようなストレッチをこまめに行うことで、肩の筋肉の緊張を緩和することができますし、気分転換にもなります。

3.まとめ:こんな人は要注意!

・パソコン操作などのデスクワークをされている方
・仕事が忙しいなどの理由で運動不足になっている方
・普段お風呂にゆっくりつかる習慣のない方
・日々ストレスにさらされている中間管理職の方

このような方は、身体的・精神的ストレスから、肩こりが慢性化している場合があります。
その肩こりが頭痛を引き起こし、仕事や日常生活に支障をきたすようになる前に、ぜひ一度当店にお越しください。

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